プラットフォームについて
ふくしま市産官学連携
プラットフォームとは
福島市内の3大学と2短期大学の特色や各大学・短期大学の保有資産を有効活用し、
大学間の連携、福島市及び福島商工会議所、市内企業等との連携を進めるためのプラットフォームです。
プラットフォームの目的・背景
福島市産官学連携プラットフォーム
中長期計画
課題と背景解決しようとしている課題
- 1福島市内高等教育機関における若者流出による学生数の減少
- 2福島市内高等教育機関同士が連携(FD・SD、IR等)した事業の拡大の必要がある。
- 3福島市における地方創生の中心的役割を担う人財像の明確化(産業界が求める人財像と大学等が育成する人財像とのマッチング)。
- 4福島市内の中小企業における大卒者採用という雇用ニーズの創出。
- 5人生100年時代の高齢者の学び直しのニーズへの対応と活躍の場が確保できていない。
- 6保育士不足解消の要因である保育士の早期離職に対するキャリア教育と支援の在り方。
連携体制課題解決のための組織体制のイメージ
高等教育機関に加え,産業界,自治体が連携し課題解決に取り組み,「ひとづくり」を推進するプラットフォームを構築する。
展開する取組課題解決のための具体的な取組
- 1福島市内高等教育機関による合同大学研究セミナーの開催
- 2福島市内高等教育機関による共同IRの実施と合同FD・SD研修会の開催
- 3産官学の共同研究による地方創生の中心的役割を担う「人財」育成に関する取組
- 4中小企業における大卒者採用に対する雇用マインドの変革に関する共同研究と講座の開発、中小企業で働く若者を対象としたキャリアアップ講座の共同開発
- 5人生100年時代に対応した「サードプレイスづくりプログラム」による地域活性化に関する研究とコーディネーター等育成講座の開発
- 6保育士のキャリア形成とふくしま版保育士支援プログラムの産官学共同研究に関する取組
最重点目標課題解決で得られる成果の数値目標
- 1福島市内の高等教育機関の入学者数の増
- 目標値毎年度前年度比、1%増を目指す
- 2福島市内高等教育機関による共同IRと合同FD・SD研修会の開催
- 目標値保育士の卒後共同アンケート実施、毎年度合同FD・SD研修会を年1回開催する
- 3産官学との共同研究の成果を活かした共同授業の企画と開設
- 目標値福島で必要とされる人材像を明確にした共同授業を1講座開発する
- 4若者定着と経営者の雇用マインド変革とキャリアアップに関する共同研究と講座開設
- 目標値雇用マインド変革に関する共同研究と講座開発と毎年、受講者20人を目指す
- 5高齢者がいきいきと活躍するための講座を企画・開催し場の創造
- 目標値毎年1講座を開講し、毎年、受講者数20人以上を目指す
- 6保育士の離職率の高さと保育士支援プログラムに関する共同研究
- 目標値共同研究の成果、ふくしま版保育士支援プログラムによる待機児童ゼロを目指す
事業の紹介
福島市において、急激な少子高齢化 の問題や若者流出の問題、さらには地域活性化などへの取組が重要な課題となっています。これら福島市の問題は、高等教育機関にも求められている課題でもあり、次の6つに整理することができます。
- 若者の流出による学生数の減少への対応
- 福島市内高等教育機関同士が連携した事業(FD・SD、IR等の拡大の必要)
- 地方創生の中心的役割を担う人財像明確化 産業界が求める人財像と大学等が育成する人財像のマッチング
- 福島市内の中小企業における大卒者採用という雇用ニーズの創出
- 人生100年時代を迎え高等教育機関に求められている社会人の「学び直し」の機会の提供
- 保育士不足の要因である保育士の早期離職を抑制するキャリア教育と支援の在り方
これら、福島市の課題と高等教育機関が抱える課題への取組は、特に小規模の高等教育機関の多い福島市においては、単独の機関だけで取組むことは困難です。
そのため「ふくしま市産官学連携プラットフォーム」を形成し、各大学の特色や保有資格を有効活用し大学間の連携、市内企業等との連携、地方創生の中心的役割を担う人材育成と地域活性化に向けて、取り組みがスタートしました。